■椹野川源流の碑 椹野川は、山口盆地を南北に貫流する僅か三十キロの川です。 決して大河ではありませんが、流域に暮らす19万人の人々にとっては、掛け替えのない大切な川です。 その大切な川が、最近少しずつその姿変えてきました。こども達の歓声は川辺から遠ざかり、大人達の姿も疎かになってきました。 事の重大さに気付いた多くの仲間達が集まって、椹野川のほとりに暮らす人々の生活を守り、この素晴らしい環境を百年後のこども達に残してやるため、いろいろな活動を始めました。 その運動のシンボルとしてこの地に「源流の碑」を建立することにしました。 先ず土台には、荒谷川をはじめ二保川、問田川、小鯖川、四十八瀬川など多くの支流から集めた石を使用しました。 本体は、大内塗漆器振興協同組合様のご指導を頂き山口伝統的工芸品大内人形を模して奮闘は致しましたものの、素人ばかりの作で出来上がった物は決して立派なものではありません。しかしこの碑に込められた思いは誰にも負けない立派なものです。 清らかな清流「椹野川」をいつまでもしっかり見守ってくれることでしょう。 平成19年3月 山口県 椹野川流域地域通貨・連携促進検討協議会 と書かれた説明板があります。
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