山口の 秋穂では昭和38年に親エビを人工的環境で産卵させて稚エビを得るという完全な形で の養殖が始まっています。


車エビ養殖発祥の地 山口県山口市秋穂


■ 車エビ養殖発祥の地 山口県山口市秋穂
「車エビ養殖発祥地」をネットで検索すると、熊本県の天草と山口県の秋穂がヒットします。
「天草の維和島では明治38年に天然の稚エビの畜養という形での養殖が始まり、山口の 秋穂では昭和38年に親エビを人工的環境で産卵させて稚エビを得るという完全な形で の養殖が始まっています。」とあります。
どちらも養殖の発祥の地と言えます。 この秋穂の「車エビ養殖」は、萩市出身で車エビの養殖を技術的に完成させ、「車エビ 博士」と呼ばれた藤永元作(ふじながもとさく)(1903−73)の功績です。藤永博士は、1930年代から車エビの人工ふ化の研究に着手し、その後、紆余曲折を経て、昭和38年(1963)に 秋穂の塩田跡地を利用して、本格的な車エビの養殖に乗り出しました。これが車エビの養 殖事業の始まりとされています。
参考文献
経済産業省 中国経済産業局 広報誌 旬レポート中国地域 2014年5月号 ネット掲載のPDF



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