日本水産株式会社、そしての日本近代式捕鯨の原点は仙崎の岬にあります


日本近代式捕鯨発祥の地


■日本近代式捕鯨発祥の地 日本遠洋漁業株式会社 跡地
「日本遠洋漁業株式会社」は1899 (明治32) 年7月20日、大津郡三隅村沢江浦の滝口楼 (現、河野健氏宅地内) において設立総会を開き、資本金10万円で発足した。社長は山田桃作 (三隅村浅田出身) 、常務取締役には岡十郎 (阿武郡福栄村出身) が就任した。
本社を仙崎村字御旅所1882番地の南野大二郎の屋敷 (現、長門市仙崎今浦藤井久嗣の宅地内) のこの地に置き、出張所を下関市岬之町に設けて操業を始めた。
これが日本で最初に近代式捕鯨を手がけた企業である。
同社は明治37年、本社を下関市に移し「東洋漁業株式会社」に社名を変更。明治42年には本社を大阪に移し、社名も「東洋捕鯨株式会社」に改めて水産業界に飛躍した。
現在の「日本水産株式会社」に至る。
設置年月 平成19年12月吉日
設置者 長門市、長門市観光協会仙崎地域会、NPО法人金子みすゞ顕彰会、長門郷土文化研究会、長門大津くじら食文化を継承する会
と説明板に書かれています。



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